サプリメント

サプリメントについて紹介します。

女性ホルモンと同様の働きで骨粗しよう症を予防するイソフラボンのサプリメント

植物由来のポリフェノール、女性ホルモンに類似する機能

イソフラボンは、植物性ポリフェノールの一つです。女性ホルモンのエストロゲンと似ているため、「ワイドエストロゲン(植物エストロゲン)」と呼ばれます。大豆、レッドクローバー、葛、かんでう甘草などのマメ科の植物に多く含まれています。

 

更年期障害の症状軽減

体内でエストロゲンと』同じような働きをするが、作用は穏やかといわれて体内でエストロゲンと同じような働きをするが、作用は穏やかといわれています。エストロゲンは女性に月経をもたらし、女性の体つきや美しい肌をつくっています。また骨からカルシウムが溶け出すのを抑える働きをもち、動脈硬化、高コレステU-ル血症を予防します。イソフラボンも同様の作用をもっています。またエストロゲンが過剰な状態にあるときは、エストロゲンの受容体にイソフラボンが結合し、エストロゲンの働きを抑える抗女性ホルモン作用もあります。エストロゲン更年期障害に深くかかわっており、エストロゲンが少なくなることでイライラやのぼせ、頭痛などの症状が出てきます。イソフラボンエストロゲン作用を補うことで、更年期特有の症状であるのぼせやむくみなどを軽減させるという報告もあります。その一方で、過剰なエストロゲンにより高まる乳がん発症のリスクを抑える効果も期待ができます。閉経後の女性対象の比較試験で、総コレステロール、LDLコレステロール、トリグリセリド濃度が低下したという報告があります。特に、BMIが25以上の対象者の傾向が高かったとのことです。Ⅱ型糖尿病、後年期障害ののぽせなどに対しての有効性が示されています。

 

個人差のあるイソフラボンの効果

サプリメントは、大豆を原料とした「大豆イソフラボン」と表示されています。この大豆イソフラボンに含まれるダイゼインという成分が腸内菌の力によってエクオールをつくるのです。ところが、日本人の約5割は、大豆イソフラボンからエストロゲンに似た働
きをするこのエクオールを体内で産生することができない、という最近の研究結果があります。そうした体質の人のために、エクオールを含んだサプリメントが開発されています。